結婚生活は、喜びと挑戦の両方を含んでいます。夫婦が手を取り合って歩んでいく道には、時には迷いもありますが、その一歩一歩がかけがえのない経験となり、深い絆を育んでいくのです。私たちがより良い結婚生活を送り、幸福な家庭を築くためには、いくつかの大切なポイントがあります。福音の教えに従うことで、どんな困難も乗り越えられる力を得ることができるのです。この記事では、結婚生活を強めるための実践的な方法と、日々の努力がどれほど大切かについてお話しします。さあ、共に学び、成長しながら、幸せな結婚生活を築いていきましょう。
幸せな結婚生活を築くために
結婚生活を強める方法
- 福音の教えに従う
- 結婚生活に真剣に取り組む
- 聖約を守る
- 日々改善を目指す
婚生活をより良くするためには、いくつかのポイントがあります。これから、これらのポイントを詳しくお話ししますね。
福音の原則に従う
夫婦が互いを誤った見方で見ると、どうしても対立や不和が生まれやすくなります。でも、イエス・キリストに従うことで、そうしたズレを乗り越えられるんです。
ニール・A・マックスウェル長老は、「人生や人々を福音のレンズを通して見ることで、永遠の視点を持ち、物事をはっきりと見られるようになる」と教えています。これって、まるでメガネをかけて物事をクリアに見るようなものです。物事の優先順位が自然と見えてくるので、大切なことに集中できるようになります。
主の弟子になる
永遠の結婚と幸せな家族生活を本気で望むなら、イエス・キリストの真の弟子になることが大切です。弟子になることで、良いパートナーや親になる方法だけでなく、生活全般で神聖な導きを受けられます。
救い主は私たちの弱さを克服する手助けをしてくださいます。「もし人がわたしのもとに来るならば、わたしは彼らに各々の弱さを示そう。わたしは人を謙遜にするために、人に弱さを与える。わたしの前にへりくだるすべての者に対して、わたしの恵みは十分である。もし彼らがわたしの前にへりくだり、わたしを信じるならば、そのとき、わたしは彼らの弱さを強さに変えよう。」(エテル12:27-28)
永遠の視点を持つ
預言者ジョセフ・スミスもこう言っています。「人間が完成に近づくほど、見識が明瞭になり、喜びが大きくなり、ついには人生の悪を克服し、罪を犯そうとする望みを捨てるようになります。」
主の弟子になると、物事を「ありのままに」見ることができ、愛や忍耐、寛容の心で人々に接するようになります。家族の宣言にある9つの原則に従うことで、神に近づき、家族への感謝が増し、神聖な導きを受けられるようになります。
試練を通じて成長する
人生にはいろんなチャレンジがありますよね。でも、それらは成長のチャンスでもあります。キンボール大管長はこう言っています。「もし、わたしたちの存在が現世で終わると考えるなら、苦痛や悲しみは不幸な出来事ですが、永遠の視点を持つなら、それらは祝福となり得るのです。」
主は私たちが成長できるように試練を与え、責任を課し、力を強めるために仕事を与えてくださいます。これらはすべて、私たちがより強く、より良い人間になるためのものです。
夫婦は試練、教え、信仰、個人の義、そして霊的な導きを通じて成長します。霊的な導きによって、夫婦は家族だけでなく、人生の様々な問題やチャレンジを克服する力を得ることができます。
決意をもって結婚生活を続ける
どんな夫婦にも結婚生活にはチャレンジがつきものですよね。でも、強い決意を持っていないと、困難に立ち向かうための基盤が揺らいでしまうんです。決意を持っている夫婦は、問題解決に真剣に取り組むんです。
結婚・家族療法士のキャサリン・ランデルは、結婚生活に深刻な問題を抱えていたある夫婦の話をしています。この夫婦は、問題が解決できなければ春までに離婚しようと決めていました。数か月のカウンセリングを受けても進展がなく、離婚の準備まで進めていたんです。でも、ランデルは彼らに聖約を思い起こさせました。「聖約を破るかどうかはあなたたち次第。その決断と一緒に生きていくのもあなたたちです」と伝えたんです。すると、次に彼らが来たときには、互いに対していつになく優しく接していました。彼らは結婚生活に決意をもって取り組むことを選び、新たな決意が結婚生活を大きく変えたのです。
結婚生活に対する決意について、イエス・キリストは次のように教えています。「『それゆえに、人は父母を離れ、その妻と結ばれ……るべきである。』彼らはもはや、ふたりではなく一体である。だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない。」(マタイ19:5-6)
また、七十人のブルース・C・ヘーフェン長老は、結婚は契約ではなく聖約だと教えています。契約では、問題が起きたときに合意を撤回することが多いですが、聖約による結婚では、夫婦は協力して問題を解決します。彼らは結婚したのは与え合い、成長するためであり、聖約によって互いに、社会に、そして神に結ばれているのです。
別れずにいる夫婦の多くは、問題が解決できることに気づきます。ウェイトとギャラガーの調査によれば、幸せでない結婚生活を続けた夫婦の86パーセントが5年後には結婚生活がより幸せになったと感じています。結婚生活が幸せでないと答えた人々のほとんどが、5年後には「非常に幸せ」または「かなり幸せ」と感じるようになったんです。
このような改善は、非常に不幸せな結婚生活でも見られました。ウェイトとギャラガーは、最も悲惨な結婚生活を送っていた夫婦の77パーセントが5年後には「非常に幸せ」または「かなり幸せ」と感じるようになったと報告しています。
さらに、別れずにいる夫婦は、独身の人々より長生きし、より多くの財産を得、より健康で幸福で、より大きな性的充足感を得ることが発見されています。
聖約を守ることの大切さ
聖約、つまり神と私たちとの間で交わされる神聖な約束は、家族に大きな祝福をもたらします。問題に直面したとき、夫婦は聖約を思い起こすことで、困難を乗り越える力を得ることができます。聖約は、さまざまな方法で私たちを助けてくれるのです。
聖約は心を鼓舞してくれる
結婚の新しい永遠の聖約によって、ふさわしい夫婦は主の持っているすべてを受け継ぐと主は誓っています(教義と聖約132:19-20)。使徒パウロも、「目がまだ見ず、耳がまだ聞かず、人の心に思い浮かびもしなかったことを、神は、ご自分を愛する者たちのために備えられた」と教えています(1コリント2:9)。聖約を思い起こすことで、夫婦は結婚生活を改善し、問題を解決する意欲と霊感を得ることができるのです。
聖約は行動を導いてくれる
福音を通じて成長する中で交わす聖約は、人との関係を強めてくれます。バプテスマのとき、私たちは神の戒めに従い、イエス・キリストに似た者になると約束します。このバプテスマの聖約に従うことで、結婚生活の問題の多くが解決されます。神殿の聖約もまた、夫婦関係において導きを与えてくれるのです。
聖約は夫婦を祝福してくれる
アブラハムとの聖約で、主は「あなたを計り知れないほど祝福しよう」(アブラハム2:9)と約束されました。主が聖約の民を祝福し支えることは、聖書でも多く語られています。主に従う夫婦は、アブラハムに約束された祝福を受け継ぐことができます。困難なときには、主が夫や妻を導き支えてくださいます。そして最後には、日の栄えの王国で永遠の幸福と栄光を受けるのです。
ブルース・C・ヘーフェン長老は、聖約に従順であることによって「隠れた力」と「深い愛情の泉」を見いだすだろうと述べています。これらの祝福は、困難なときに夫婦を強めてくれるのです。
聖約は子供たちを救ってくれる
結婚の聖約の祝福は、両親だけでなく子供たちにも影響を与えます。聖約を守る両親は、子供たちを教え育てる際に力を得ることができます。ブリガム・ヤング大管長は、エンダウメントと結び固めを受けた男女の子供たちは「王国の正当な世継ぎ」であり、すべての祝福を受けることができると教えています。
また、十二使徒定員会のボイド・K・パッカー会長は、神殿の聖約の重要性を強調しています。神殿結婚を通じて、親が聖約を守るなら、子供たちは永遠に親に結ばれるのです。
たとえ一方の親が聖約を破ったとしても、忠実な伴侶に約束された祝福は取り消されません。ゴードン・B・ヒンクレー大管長は、結婚生活が失敗しても主は私たちを拒むことはないと断言しています。
家族全員が集まる時間を設けて、互いや周りの人々との関係において、聖約に基づく行動について話し合うのはいかがでしょうか。この活動を通じて、家族の絆を深め、日々の生活でどのように聖約を守っていくかを具体的に考える良い機会になります。
活動のステップ:
- 話し合いのテーマを決める まず、聖約で求められている行動について話し合います。例えば、「互いに重荷を負い合う」「互いに心から忠実である」「結婚生活のために利己的な関心事を犠牲にする」などです。
- 意見を出し合う 各自が思いついた意見やアイデアを共有しましょう。どんな小さなことでも構いません。家族全員が意見を出しやすい雰囲気を作ることが大切です。
- 意見をリストアップする 話し合いで出た意見を紙に書き出してみましょう。ホワイトボードやノートに書くのも良いです。こうすることで、具体的な行動が目に見えてわかりやすくなります。
- 日々の生活にどう取り入れるか話し合う 出てきた意見の中から、家庭で実践できる具体的な行動を選びましょう。例えば、「毎日お互いの話をじっくり聞く時間を作る」「家族のために家事を手伝う」「家族のメンバーに感謝の言葉を伝える」などです。
- 実践してみる 話し合いで決めた行動を実践してみましょう。最初は小さなことから始めて、少しずつ習慣化していくのがポイントです。
- 定期的に振り返る 定期的に集まって、どのように実践できているかを振り返る時間を持ちましょう。うまくいっている点や改善すべき点を話し合い、次のステップを考える良い機会になります。
日々改善しようと努める
落胆はサタンが使う最も強力な武器の一つです。「天の父が完全であられるように……完全な者となりなさい」(マタイ5:48)という教えに圧倒される夫婦も少なくありません。自分の不完全さを感じながら毎日の家族の問題に向き合うと、つい落胆してしまうことがあります。永遠の家族生活なんて夢のまた夢だと思い、「もう無理だ、なんで頑張る必要があるんだろう」と嘆くかもしれません。
しかし、自分やパートナー、子供たちをあきらめてしまうと、不義の影響力に扉を開いてしまいます。イエス・キリストに従おうと努力することで、そのような力に打ち勝つことができるのです。「悪魔に立ちむかいなさい。そうすれば、彼はあなたがたから逃げ去るであろう。神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいて下さるであろう」(ヤコブの手紙4:7-8)。粘り強くあり、間違いから学ぶことで、個人的な失敗を成功に変えることができます。
多くの人は、他人の完璧さを目にしながら、自分の弱さを感じてしまい、自分を悲観的に比べてしまうものです。ある療法士が担当した、うつ病と自信の欠如に苦しむ友達同士の女性二人もそうでした。彼女たちは互いに治療を受けていることを知らず、同じことを言っていました。「友人の家に行くと、すべてが整って見えるんです。家は整頓されていて、子供たちは行儀が良く、生活がコントロールできている。それに引き替え、自分はボロボロで、家は散らかっていて、子供たちは手に負えず、ただ正気を保つのに必死なんです」。数回の診察の後、療法士は二人が互いのことを話していると気づきました。どちらも相手は完璧で、自分は不完全だと考えていたのです。
問題を抱える夫婦によく見られるもう一つの問題は、自分の欠点を見過ごし、パートナーの不完全さ(実際には思い込みかもしれません)にばかり目を向けることです。互いにそのような態度を取り続けると、不満や不幸が募り、多くの結婚生活が失敗に終わってしまいます。大切なのは、パートナーの行動を変えようとするより、自分の問題を認めて解決することです。
完全な人などいませんし、完全になるには時間がかかります。そのことを覚えておきましょう。十二使徒定員会のラッセル・M・ネルソン長老は、忍耐し続けながら日々改善しようと努力するよう勧めています。「自分の不完全さが現れても、間違いを正す努力ができます。自分や愛する人々の中にある弱点に対して、もっと寛大になりましょう。慰めを受け、堪え忍ぶことができるのです。」
このように、日々の小さな改善を積み重ねることで、少しずつでも成長し、強くなっていけるのです。自分自身に優しくなり、家族と共に成長していくことを忘れないでください。
準備
- 雰囲気を整える: この活動が楽しくリラックスできる時間になるよう、静かな場所で行いましょう。お気に入りの飲み物を用意したり、心地よい音楽を流したりするのも良いでしょう。
- 用意するもの: 紙とペン、またはノートやデジタルデバイス(スマートフォン、タブレットなど)。
ステップ
- 振り返り:
- 夫婦で一緒に座り、最初の学習活動を思い出します。それぞれの最も大きなチャレンジを二つと、夫婦関係を強めるために取り組むことのできる原則を一つか二つ挙げた内容について話し合います。
- 行動を選ぶ:
- それに関連して取り組むことのできる具体的な行動を一つ挙げましょう。例えば、「どなるのをやめる」「もっと感謝を示す」など、シンプルで実行しやすい行動を選びます。
- パートナーの意見を聞く:
- もし抵抗がなければ、どの問題から取り組むべきかについてパートナーの提案を求めましょう。ただし、これがきっかけで口論が生じることがないように、互いに優しく配慮しながら話し合います。
- 現実的な目標設定:
- 完全になるには時間がかかることを理解し、問題は一度に一つずつ取り組むのが最善であることを確認しましょう。
- 行動を記録する:
- 選んだ行動を紙に書き出し、目に見える場所に貼っておくか、スマホのメモアプリなどに記録しておきます。これは行動を継続するモチベーションになります。
- 定期的な振り返り:
- 定期的にこの活動を繰り返し、進捗を確認し合いましょう。例えば、毎週末に短い時間を取って、どれだけ改善できたか、お互いに感謝の言葉を伝える時間を持つと良いでしょう。
実践のポイント
- ポジティブな姿勢: 各行動を実践する際に、お互いの努力を認め合い、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
- 柔軟性: 途中で計画を調整する必要があるかもしれません。その場合は柔軟に対応し、互いの意見を尊重しながら進めましょう。
- サポートし合う: どんな小さな進歩でも称賛し、励まし合うことで、より良い結果が得られます。
この活動を通じて、夫婦関係がより強固になり、家庭内の雰囲気が改善されることを願っています。
永遠の家族の喜び
神の無限の創造と私たちの役割
神様は全能で、私たちの想像を超える広大な宇宙を創造されました。モーセへの言葉にはこうあります。「無数の世界を、わたしは創造した。また、わたし自身に目的があってこれらを創造した。子によって、わたしはこれらを創造した。子とは、わたしの独り子のことである。……それらは人にとって数え切れない。しかし、わたしにはすべてのものが数えられている。それらはわたしのものであり、わたしはそれらを知っているからである。」(モーセ1:33, 35)
宇宙の広大さを感じると、私たちってすごく小さい存在に思えるかもしれません。でも、その無限の宇宙を創造した神様が、私たち一人ひとりを愛していて、私たちの幸福を心から望んでいるのです。
神様の目的と私たちの幸せ
神様は、私たちの永遠の幸福を目的として、この広大な宇宙を創造されました。ハッブル望遠鏡で見える無数の星々や銀河は、その一つ一つが神様の創造物です。そして、そこには無限の目的があるのです。でも、神様の最も重要な目的は、私たちの幸福なんです。「神の栄光は、私たちの永遠の幸福にある」(モーセ1:39)。私たちは神の子供であり、その愛と祝福を受けることができます。
家族の大切さ
家族は福音の計画の中心にあります。ゴードン・B・ヒンクレー大管長はこう教えています。「主はわたしたちが結婚し、愛と平安と一致の中でともに暮らし、子供をもうけ、神聖な方法で育てるようにお定めになりました。…… 結局のところ、福音はそれらの大切さを教えているのです。家族は神が造られたものであり、非常に重要なものです。国家を強めるには、人々の家庭を強めるのがいちばんの方法です。」
家族は私たちの支えであり、私たちが成長する場所です。家庭が愛と平安に満ちた場所になるよう努めることは、神様の望まれることです。
家庭での努力と祝福
家庭での日々の生活で、私たちは神様の教えに従い、互いに愛し合い、支え合うことが求められます。これにより、家庭はより幸福で平和な場所になります。もし、私たちが罪悪ではなく、互いに徳を求めるならば、家庭がもっともっと幸せな場所になるでしょう。離婚、不貞、怒り、うらみ、反目が減り、赦し、愛、平安、幸福が増していくのです。それが主の望まれていることなのです。
私たちが神の戒めを守り、福音の原則に従うとき、神様は私たちを助け、祝福してくださいます。日々努力し、家族を大切にすることで、神様の愛と祝福を感じることができるでしょう。家族とともに永遠の喜びを見つけるために、一歩一歩前進していきましょう。

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